▽Q.3▼▽
季節の代わりの目の不調と、体質改善について。
季節の代わりの目の体調不良に悩んいます。
具体的な症状としては、うつ傾向、朝起きられない、身体が重い、内臓の調子が悪い、口臭が気になる、などです。
今年は3月が特にひどかったです。
季節が変わるたびに、こんなに苦しいかと思うと先が思いやられます。
体質改善をしたいのですが、何かアドバイスを頂けないでしょうか。
ちなみに、一時期プールに通って運動をしていましたが、あまり効果がありませんでした。

【 A 】
アマルガムの確認は、致しましたでしょうか?
つい数年前で保険適用だったアマルガムは、水銀と他の金属との合金の総称で、主に虫歯治療のため、歯に充填される歯科治療材料でした。
これがいまも歯の中に残り、暖かい飲み物や食べ物を口に入れた際に溶け出し、水銀が体内に流れ込むことによって、睡眠障害、頭痛、めまい、うつ、各種アレルギーなどを引き起こします。
特に季節の変わり目に不調が現れるのです。
これを、歯科医師によっては「軽い水俣病」とまで言う方もいらっしゃるほどです。
恐ろしい話の上に、保険診療で入れられたアマルガムを除去するには、保険は使えません。
また、ご質問者にアマルガムがなくても、お母様の歯をチェックし、妊娠時にアマルガムがあれば、胎児(つまりご質問者)が暴露している可能性もあります。
どちらにしろ、体内にある重金属検査をオススメしますが、まずは、アマルガムのチェックからおはじめくださいませ。

▽Q.4▼▽
いつも楽しくメルマガを読ませてもらっている35才の会社員です。
先日のメルマガに、『このグルテンが腸を炎症させ、タイトジャンクションと呼ばれるバリア機能を壊し、リーキーガットと呼ばれる「腸漏れ」を引き起こします。』と記載がありました。
とある医師の見解では、リーキーガットを引き起こす原因は、防腐剤や保存剤や医療用の抗菌薬等による腸内環境の低下が、グルテンへの抵抗力を下げてリーキーガットを引き起こしている、つまりグルテン自体はリーキーガットの根本原因ではないと見解しておりました。
この情報の相違について、高城様なりのお考えがあれば教えて頂きたく存じます。
また、『第二次世界大戦後、安価で大量に生産するために品種改良が繰り返され、大昔の小麦粉とはまったく違うもの・・・』ともありましが、もしグルテン自体が原因であれば、リーキーガットを起こしにくい小麦粉をご存知であればご教授いただきたく存じます。

【 A 】
実は、これらの「説」に関して、明確なエビデンスがありません。
おそらく、そうだろう、という推測の元、臨床に携わる世界的な医師たちが、いくつもの推察を行なっているに過ぎないんです。
つまり、情報の相違ではなく、どれも不確かで正解はないのです。
ただし、結果的にグルテンフリー食を続けることで、多くの人たちが健康を取り戻している事実があります。
僕や僕の周囲の友人たちも、ここに含まれます。
また、「リーキーガットを起こしにくい小麦粉」は、僕の知る限り、有機小麦をイタリアから個人輸入し、石臼機を改造し、個人で引いて料理を作る沖縄の「Taverna Bella Vita 」しか知りません。
しばらく小麦を抜いていて、久しぶりに食べると不調になりますが、
ここのは、不調にならないんですよ!

▽Q.5▼▽
表参道での講演会とても良いヒントを頂けました。
大麻シナジーのある音楽を制作から流通まで発信してみようと考えております。
そこで、世に溢れるリラクゼーションのような音楽などと比較して、大麻に焦点を当てた場合、周波数なのかリズムなのかどの点が深掘りするポイントとなると考えられますか。
単純に似通ったものではなく徹底してこだわりたいです。

【 A 】
レゲエをはじめとするドープなサウンドを聞けばわかるように、「大麻に焦点を当てた場合」、鍵は低音にあります。
一度、ジャマイカサウンドシステムを「体験」なさるといいと思いますよ。
家では聞くことができない「周波数と音圧」を感じることができるでしょう。
ローリング・ストーンズをはじめ、世界中のロックバンドがジャマイカで録音した秘密が、ここにあります。
また、娯楽大麻解放になったカリフォルニアのレコーディング・スタジオには、数年前まで考えられなかった巨大なスーパー・ウーファが導入されています。
日本のロックバンドの「LAレコーディング」の秘密のひとつが、ここにあるのです。

▽Q.6▼▽
今に生きる価値あるクリエイターが身につけなければならない3つの「基本スキル」とは、ズバリなんだと思いますか。
ちなみに私は不動産業でクリエイターとは程遠いかもしれませんが将来、何かの表現者としてクリエィティブなことがしたいと強く考えています。

【 A 】
ひとつめは、経営能力です。
不動産業でもクリエイターでも、資本主義化(かつ新自由主義下)で生きる個人事業者は、皆、経営能力が問われます。
ふたつめは、意味なく「3つ」などの数をつけないこと。
そして、みっつめは、何かを得ようとするときに欲張らず、ひとつに集約することだと思いますね。
そうしないと、身につきませんよ。

▽Q.7▼▽
公共wifiについて高城さんのお考えを聞きたいのですが、普段移動が激しい高城さんは、ホテルや飛行機、コーヒーショップなどの公共wifiを活用してるのでしょうか?
私はパスワードで保護されているポケットwifiWiMAX)を活用しています。
公共wifiハッカーにハッキングされてスマホやクレジットカードが乗っ取られる可能性があると思ってるのですが、実際はどうなのでしょうか?
普段高城さんがどこのwifiを使ってるのかと、何か対策してることがあれば教えていただきたいです。

【 A 】
実は、あまりハッキングされても、困るようなデータを持ち歩いていないんです。
だから、速度の問題がなければ、公衆回線を頻繁に使っております。
もし、オンラインでの購入時に、もし、「クレジットカードが乗っ取られ」ても、通常こちらに支払いの責務は発生しません。
また、本当に大切な情報は、そもそも証拠を残したくないとお考えの方が多いため、対面で口頭なことがほとんどです。
いまも取材先で、録音どころかメモも禁止な上に、「独り言を偶然聞いた」ことにしてほしいと、言われることが多々ありますよ。

▽Q.12▼▽
先日は沖縄の「Taverna Bella Vita 」でパスタを味わってきました。
ほんとうに蕎麦のようでした!
オーナー曰く、高城さんのメルマガの翌日に県外から読者の方が来店したそうです。
さて、フリーランスでIT業を12年やっています。
10回以上も確定申告を経験していますが節税対策をしてこなかったので遅ればせながら何かしないとな、と思い調べ出した次第です。
現在、国民年金基金IDECOの利用を検討しています。
上記含め個人事業主の節税、老後の資金運用に関してアドバイスお願いしたいです。
もうひとつ。次の舵取りのため昨年から鍼灸師を目指して学校に通い始めました。
医者は無理だが鍼灸師なら・・・という発想なのでそこまで鍼灸に入れ込んでいるわけではありません。
よいものだとは思うのですが、鍼灸だけでは限界があると考えています。
先日金沢の浦田クリニックを見学し、サロンで鍼の施術を受けてきました。
クリニックとは思えない素敵な施設で「医療×好環境」が共存するのを目の当たりにして刺激を受けました。
以前こちらのメルマガで紹介されていたイメディスメタトロン鍼灸を組み合わせたサービスなどをイメージしたりしていますが、具体的な目標設定ができないまま鍼灸の勉強を続けている状況です。
東京在住ですが地方(国内)や海外での活動も視野に入れています。
長くなりましたが「鍼灸」を軸にどんな目標設定で進めばよいかアドバイスをお願いします。

【 A 】
常識的なふたつのことを、お話しします。
ひとつは、僕は金融商品取引法等の免許を持っておりませんので、「個人事業主の節税、老後の資金運用に関して」どんなに良い手段や商品を知っていても、それを具体的にお話しすることはできないんです。
もうひとつは、僕が言うまでもありませんが、鍼灸における「具体的な目標設定」は、ひたすら腕をあげることだけだと思いますよ。
いくら他のものと組み合わせても、肝心の鍼灸の腕が二流だったら、顧客はリピートしません。
ともかく、鍼灸の腕が良い。
これが、お求めの「軸」だと思いますね。
その上で、次になにを考えないと、二兎を得るどころか、なにも得られなくなってしまうでしょう。
また、「次の舵取りのため」にいま行うことは、探すことではありません。
自身としっかり向き合うことだと思います。
いつまでも流され続けず、また、面倒臭がらず、なにからも逃げずに。

▽Q.14▼▽
いつも有益な情報をありがとうこざいます。
また、先日の講演会でもとても興味深い話を聞かせていただきました。
さて、当方4月より情報工学系の大学院(博士前期)に進学するものです。
専門はヒューマンインタフェースです。
研究職へのキャリアを考えておりますが、高城さんのお話や日本の今後のことを考えますと、研究職になるのなら海外が良いのではないかと思い始めました。
そこで質問なのですが、コンピュータサイエンス、特にヒューマンインタフェースの分野で海外留学を考えた時に、おすすめの国や大学がありましたら教えていただけますでしょうか?
また、高城さんの考えるヒューマンインタフェースの未来がありましたら合わせて教えていただければと思います。

【 A 】
やはりMITのMedia labじゃないでしょうか。
Media labは、メディアと言うものの、研究の実態はポスト・ヒューマンとも言うべきもので、生命科学と情報芸術の交差点に位置する研究機関だと思います。
もし、MITとお聞きになって「ハードルが高い」とお感じになるなら、それこそ、いま進むべき道だとお考えください。
自らハードルを下げることほど、限られた人生の時間を無駄にすることはありません。
また、僕が考える「ヒューマンインタフェースの未来」は、近著にも記したようにマシンと人間が融解し、「インターフェイスがなくなる」と考えています。
そこまで30年ぐらいでしょうね。