━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃高┃城┃未┃来┃研┃究┃所┃【Future Report】 Vol.544/Part2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ / 2021年11月19日発行 /

▽Q.1▼▽
高城さんが仰る、身につけるべきITスキルとは具体的にどんなものでしょうか?
また、場所を選ばずに収入を得たい場合、ITスキル以外で役に立つスキルはありますでしょうか?
パソコンを長時間使用すると調子が悪くなる故。

【 A 】
鍼灸師から寿司職人まで、「パソコンを長時間使用」せずともお求めの「場所を選ばずに収入を得」る方法は多々ありますが、この手の職は一度手にできればそれなりに安定できる一方、スケールしません。
そこで、並行して文章を原稿用紙に書くことをオススメします。
いまも大作家は原稿用紙に自筆で書く人が多く、それを外部にオーサリング依頼しKindleで出版すれば、お求めの「場所を選ばずに収入を得」ることが可能で、この時代、文章を書けることも「ITスキル」の基本中の基本とお考えください。
もちろん面白いことが大前提ですが、ロングテールの時代は出版点数も大切で、その理由はどこかで少しでもヒットすれば、過去作すべての価値が十倍増するからなんです!
また、いわゆる「ITスキル」によるセールス&マーケティングを理解していることも大切ですが、自分で広告等の運用=コンピュータに触る必要はありません。
しかし、鍼灸師でも寿司職でも集客は必要で、外部に頼むとしても「丸投げして言いなり」になるのではなく、「クッキーなき後の世界」のデジタル・マーケティングの理解(とお作法)は、今後、時代を生き抜く上で絶対的に必要だと考えます。
ちなみにデジタル・マーケティングの理解(とお作法)を学ぶ最善の方法は、一度、ご自身で広告出稿してみることです。
なんでも構いませんが、多くの人はここで気がつきます。
「あっ、売るものがない」って。
本件に限らず、どうか目的と手段をお間違えないようご注意ください。
売るものが確かなら、「場所を選ばずに収入を得」ることは難しくないのです。